初診
総合病院に行ってまずは産婦人科に行ってみました
問診票を渡され、記入して提出すると
「胸に関しては外科になります」
と言われ外科に廻されました。
え?産婦人科じゃないの?
これは意外でした
外科で話をすると
「まずは検査をしましょう」
となり、マンモグラフィーとエコー検査
マンモグラフィーは痛い、と聞いていたのですが(これが乳がん検診を敬遠していた理由でもある)
やっぱり痛い~!!!
胸を引き掴むようにして上と下からぎゅうぎゅうと挟まれる
片方の胸を角度を変えて2回撮影
つまり計4回
痛い…あまりの痛さ故に脂汗が出てくる
こんなに痛いんじゃ悪くないところも悪くなりそう
ただ、検査技師さんが女性だったのがちょっと安心でした
痛みのマンモグラフィーを超えると次は超音波検査
今度は男の技師さん
エコーで胸部を見ると
「腫瘍がありますね…2つ」
え!?2つ?
予想外の言葉に動揺
「自分で気付いたのは1つです」
というと、
「あなたが気付いたのは外側の腫瘍ですが、奥(真ん中)の方にもひとつあります」
「・・・」
エコーはその場で画像を見ながら結果も解るのでそのまま話をしました。
「腫瘍が2つありますので、次はこの腫瘍が良性か悪性かの検査が必要になります。
これは病理生研で、結果は1週間後になります。その結果次第で次の過程が決まりますが、全身に転移していないかの検査でCTとMRIも撮影しましょう」
正直、全身の転移の可能性も、と言われてまたしても(内心)動揺しました。
…え。もしかして、(もしも)全身転移してたら私、死ぬかもしれないの…?
しかし、検査してみなくては何もわからない。
もしも悪い結果だったならその時対処法を考えよう(→割と前向き)
(画像を見ながら)
「乳がんとは乳腺から発生しますが、乳腺内に収まっていれば非浸潤癌、乳腺から外に出ると浸潤癌となります。腫瘍から煙のよう出ているのが乳管の外に出ている癌です。これは浸潤癌です。乳管から出ていなければ非浸潤癌ですが、由良さんの場合は乳管から出ていますね。しかしこの煙ような浸潤は乳首にも胸筋にも到達していませんね」
この時、ふと(少し)「もしかして転移の可能性少ないのでは?」と希望を持つ
「では次の外来は…」
と話されて気付く
…ん?この人、もしかして検査技師さんじゃなくって、お医者さん…?
たまたま外来に出てなかった先生が乳腺外科の専門医だったようです
ここでちょっと楽天的な性格が顔を出しました
「あのぅ…腫瘍が良性の可能性ってありますかね…?」
「95~96%の可能性で悪性でしょう」
バッサリっすね。まぁ、余計な希望を持たせても仕方ないしね
次の検査は病理生研です